梅雨の中休み

【立山・快晴】

雷鳥荘からの立山方面(1999/6/14)
(※写真の中にはクリックすると拡大できるものもあります。サイズに注意!)


 日時:1999年6月12日(土)〜6月14日(月)
 パーティ:
久保(CL)、酒井ま(SL)、川田、山田、酒井か、村上、石川、伊藤み、伊藤え、四方


 6/11(金)の夜にシャッツバームを出発。いつもの立山駅の駐車場へ深夜に着いた。恒例の酒宴の後、テントを張って一夜を過ごした。
 この日も富山は非常に暖かかった。しかし雨の気配はなく、空気はあくまでも爽やかであった。

6/12(土)(晴時々霧)
 この日は雷鳥荘泊まり。慌てることはない。ゆっくり起きて、8:00頃のケーブルで室堂へ向かった。
 室堂のバスターミナル周辺は観光客で一杯だったが、登山者やスキーヤーは意外な程少なかった。やはり、梅雨入り宣言が出た直後だったので皆敬遠したのだろうか。
 この日は室堂山に登って一滑り。お昼の休憩を挟んで、国見岳から天狗平へ一滑り。
 さすがにもう初夏の雪渓状態で、雨が流れて抉った跡に、スキーを取られて、なかなか滑走も思うようにいかなかった。それでも皆果敢にチャレンジした。
 それでもこの初日が一番天気が悪かった。室堂のバスターミナルから多くの観光客に眺められながら、国見岳へバス道の上をトラバースした。
 天狗岳と国見岳の間から登りはじめた頃にガスが出て来た。いつも午後になると現れる程度のガスで、たいしたことはなかったが。
 天狗平からバスで室堂へ戻った後は雷鳥荘までひと歩き。ついでに雷鳥荘の前の雪渓も滑って降りた。
 雷鳥荘は食事も良く、綺麗で快適な宿だった。勿論温泉付きだ。

昨年とは打って変わったM上

ダイナミックに滑るY田

小回りS井

新人I藤も頑張る

6/13(日)(晴れ)
 天気はどんどん良くなって行く。朝は眩しくて目が覚めた程だ。
 この日も梅雨の中休みの青空が僕達を高みへと導いてくれた。
 13日はメインの剣沢だ。ただしその前に剣御前への長い登りが待っている。
 雷鳥平からスキーにシールを付けて登ったが、後半はさすがに殆どのメンバーがスキーを脱いで担いで登った。
 途中、右手遥かに槍・穂高が見えた。勿論薬師・黒部五郎は手に取るように近い。別山乗越からは剣が格好良い。
 別山乗越で休憩した後はいつものように、剣御前に向かった。そして剣御前からはいつもの急斜面を剣沢小屋へ。しかし今年は雨 が多かったのだろうか、雨溝の深いこと。横切るとスキーがバイブレーションを起こすし、縦にはまると出られない位で堪らない。
 その後剣沢小屋へ荷物とK田、Kっちゃん、そしてI藤夫人をデポして剣沢へと下った。
 剣沢は雪も良くて、皆思い思いのシュプールを楽しく描くことができた。
 「岩と氷の殿堂」として知られる剣岳。その懐に抱かれた静かな剣沢。
 荒々しい岩と、今日ばかりは氷ではなく雪に、誘われるようにどこまでも滑って行くことができた。
 しかも今日は他にはパーティはいない。この広大な斜面全てがビルケバイナーだけの貸し切りなのだ。
 どんどん変わる剣岳の岩の様子を眺めながらの滑降は本当に楽しかった。
 前方遥かには白馬岳から五竜岳に至る後立山も見えていた。
 帰りのことを考えて、長次郎出合で滑降終了とした。
 長次郎谷出合から剣岳稜線方面を見上げると、雪渓には誰かの滑ったシュプールが一本だけ残っていた。
 来年はここを滑りに来よう。

平蔵谷を見上げる

剣沢と後立山

長次郎谷雪渓付近

平蔵谷付近を再び登る

6/14(月)
 最終日。
 ついに最終日。天気はますます良くなった。この日は雲一つない完璧な快晴だった。
 剣沢に別れを告げて、再び剣御前に登り返し、雷鳥平から室堂へ帰った。
 雷鳥坂は雨溝とスプーンカットの悪雪に泣かされた。
 溝にはまって、雷鳥坂の急斜面を滑落したのは何人だったか。
 雷鳥平ではロープ塔が運転していたので、最後の一本の滑降を楽しんだ。

剣沢小屋前で出発の準備

雷鳥坂を果敢に攻めるK保

ここもやっぱり小回りS井


コース・タイム

(6月12日)
 シャッツバーム発       20:15頃
 R41経由立山駅駐車場着    1:50

(6月13日)
 ケーブルカー立山駅発      8:20
 バス美女平発          9:00
 室堂バスターミナル着      9:50
 室堂発            10:00
 シール装着・登坂開始     10:15
 浄土山展望台2650m付近着 11:00
 室堂着            11:45
 室堂発            13:10
 国見岳中腹2550m付近着  14:20
 天狗平山荘着         15:00
 バスに乗る          15:20
 室堂着            15:30
 雷鳥荘着           16:15

(6月14日)
 雷鳥荘発            7:20
 雷鳥平まで滑走
 雷鳥平登坂開始         7:55
 休憩2550m付近       8:55
 登坂再開            9:25
 剣御前小屋着(2790m)  10:30
 剣御前小屋発         11:00
 剣御前山頂から滑走開始    11:30
 剣沢小屋着          12:00
 剣沢小屋発          12:45
 剣沢を滑走し、長次郎谷合流点 13:20
 登坂開始           13:40
 剣沢小屋着          14:55

(6月15日)
 剣沢小屋発           7:45
 剣御前小屋着          8:35
 剣御前小屋発          9:00
 雷鳥沢滑走開始         9:20
 雷鳥平着           10:30
 ロープ塔を使用して登り、雷鳥平に向かって一本滑り
 再度ロープ塔を使用して雷鳥荘前 11:25
 雷鳥荘前発          11:35
 室堂ターミナル着       12:15
 バス室堂発          13:00
 ケーブルカー美女平発     14:00
 立山駐車場着         14:20
 途中で温泉と夕食をとって名古屋  22:30頃


記:四方すすむ
(タイムは酒井ま)