今年の9月は3連休が2回。期待をしていたけど、なかなか皆の足並みが揃わない。
オマケに天気の巡り合わせも良くない。平日になると見事に晴れるのに週末はハッキリとしない天気になってしまう。
もとよりメジャーな山岳は秋になると、
「どこから湧いた!?」と、思うほどの人混みだ。
あまり人の行かない山となると、低山。それも藪山だろう。
今回はちょっと遠出して奥美濃の向こう側、奥越の山へ行ってみた。
二万五千図を見ると、越美国境付近に見事な高原が広がっているのが気になっていた。ここが平家平だ。
ぶなの美しい林もあるとのことだった。そして、その奥に立つ姥ヶ岳。ここが今回の目的地だ。

鈴鹿・沢周回

今回は少し遠い。何せ名古屋からは美濃の国を越えた、奥美濃の山のその又向こう越前の国まで行かなくてはならないのだから。
その国のまた山奥が奥越だ。前日の夕方に出発して登山口近くのどこかでキャンプすることにした。
白鳥から山を越えて九頭竜へ抜けた。夜も更けたのでキャンプの出来そうな所を探しながら走るが、国道158号沿いは車が煩そうで適当なところが見つからなかった。結局157号に入って、以前から目星を付けていた中島のキャンプ場に着いた。
ここは、広大な芝生のキャンプサイトが広がっていて、どこでもキャンプ自由の素晴らしい所だった。やはり人口密度が低いせいだろうか。

翌朝少し戻って157号で温見峠方面に向かう。本来なら岐阜の根尾から157号で来れば近いのだが、根尾から温見峠までの間はとても100番台の国道とは思えない大変な悪路で、のみならずしょっちゅう道路や崖の崩壊で通行止めになる。今回もそうだったが、夜にあの悪路を走るのはご免被る。そのため白鳥から回ってきたのだ。
巣原で雲川を渡って平家平へ向かう。橋の袂に「平家平」と書いた標識があるが、この標識がなければ半壊したまま放置された橋としか思えない橋だった。そこから狭く急な林道を登る。しばらく進と舗装が途切れる手前に新しい橋(平家橋)があった。
林道はさらに悪路になった。 記録には登山口に駐車場があってそこまで登れるとあったが、初めての所でもあり帰りが心配だったので、半分ほど登ったところに車を止めることにし、そこから歩いて登山口を目差した。
後ろから地元の人達の車が追い越して行った。ジープでもない普通の乗用車だった。
30分ほどで登山口。秋とは言え湿度が高いので汗が流れる。登山道に入って、3回ほど林道を渡った。道は良く踏まれており、標識もあって歩きやすかった。
林道が終わった先にぶなの林が忽然と現れた。よく手入れのされた「ぶな」だけの美しい林だった。これを見るだけでも来た甲斐があったと思った。
ぶな林を過ぎると登山道は一旦下りになり、ミズバショウの群生地へと降りる。もっとも秋の今はただの湿地帯でしかないが。。。
そこから少しずつ傾斜を増やして、1450m付近で山頂の一部に着いた。とは言え山頂部は広い。姥ヶ岳の山頂はこの反対側になるので20分程も緩いアップダウンの山頂付近を歩いた。ただ結構藪が深くて、景色は望めなかった。最もこの日は曇りで、回りの山々は雲の中だった。
やがて少し開けたところに着くと山頂だった。ここから奥越の山々を眺めるつもりだったのだが、隣の部子山、銀杏峰は雲の中。ようやく向かいの道斉山、道ヶ辻山が頭を雲に触られながら見えた程度だった。
帰りは帰路をそのままにぶな林まで下った。
ぶな林からは大栃の木があると言うので林道経由で見に行った。確かに樹齢400年を越えるという大栃は凄かった。
各地にある古は生きているのかどうか判らないような物が多いが、ここの大栃は樹形だけではなく樹勢が盛んであることが印象的だった。

山頂から

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コース・タイム
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写真・記:四方すすむ