朝名古屋を車で出発。岐阜から157号線を北上して、谷汲に着いた。
横蔵寺の直前から林道で山に入った。「林道 水島−横蔵線」だ。道路は急な山の斜面を縫うように登っていく。
よくもまあこんな林道を作ったものだと感心するほどだ。時折落石はあるが、道はしっかりしていて全面舗装だ。
やがて、水島谷と横蔵からの谷を分ける峠に着いた。「のりこし峠」だった。
峠には駐車場があり、大きな林道開通の石碑と四阿があった。
しかし、林道はこの先どこかで崩壊でもあるのか、のりこし峠から先は通行止めになっていた。
雨は小降りで、雨具を着るかどうか微妙な状態だった。とりあえず、カッパはザックにしまって出発した。
四阿の裏に登山道があって、赤テープのマークが付いていた。
879mのピークまでは結構急な登りだ。雨が降り出して霧も出てきた。踏み跡はある物の、所々ブッシュに覆われていて暗い森の中では先が判りにくかった。赤テープが要所にあるのでそれを頼りに進んだ。
ブッシュの中では雨で目的地が見えないので、地図とコンパスもあまり頼りにならない。大体の方角を頼りに稜線を外さないように進んだ。
一旦下った後狭い稜線を登り返し高尾山と思われるところを過ぎたら、右手に林道が現れた。
林道へは数メートルだけど、結構な激藪だった。
林道は思いの外しっかりしていて、藪漕ぎもなく淡々と続いていた。秋になってススキや下草が枯れればオフロードバイクなら走ることが出来そうだ。
林道は一旦登って稜線を越える。山の北斜面に移ってしばらく下るが、やがて再び登りになった。北東へ進んでいる林道が北上し南下したあたりの最高点が魚金山の山頂直下だ。
この辺りで適当に目星を付けて、獣道のようなぬかるみを枝に掴まって林道から法面の上へよじ登った。尾根の上にはまたも赤テープが点々と付けられていた。この辺りはまたしても結構な激藪。天気の良い日の藪漕ぎは楽しいが、雨+霧で方向の定まらない藪漕ぎは滅入る。
三角点を探したが、結局みつからなかった。付近を見渡して一番高いと思われるところを「山頂」とてし、早々に下った。
草に掴まって、濡れた法面を滑り降りて(滑り落ちて!?)林道に戻った。
雨は止んだり、瞬間的に強くなったりを繰り返すだけで好転は望むべくもない状況だった。
登りの道を逆に辿って、のりこし峠へ帰り着いた。岐阜方面を眺めると、下界は晴れているようだった。
山頂からの展望は無理だったし、それ以前に山頂すら林道の途中で一瞬見ることが出来ただけだった。
近場の山で一日遊ばせて貰ったことを良いこととして、帰名した。
コース・タイム

記:四方すすむ






