この所恒例になっている夏休みの沢登り。
なるべく長い沢を選んで、3000mの稜線まで登ろうと言う計画だ。
今年は昨年の大井川東俣に続いて西俣を選んだ。
しかし、南アルプスの南部は何て遠いのだろう。早朝に名古屋を発って、小屋に到着したのは夕方だ。

翌日は一日掛かって、標高2,000m付近まで遡行した。林道は早かったのだが、二股の堰堤から急にペースが落ちた。
二股から暫くは沢も急な上、水量も多くて渡渉に苦労した。また北俣を分けて中俣に入った付近はちょっとしたゴルジュで4本足でしか進めなかった事もあった。ゴルジュ帯を抜けたあとは、河原歩きになった。
しばらく進むと、塩見岳から東池沢が落ちてきていた。沢とは名ばかり、巨大な崩壊地である。中俣は崩壊した砂礫や岩が埋め尽くして、迷路のようになっていた。
2日目は、この崩壊地を過ぎた所に絶好のキャンプサイトを見つけた。ツェルトを張ってビバークすることにした。

明けて、3日目。あわよくば、2日で沢をこなして三伏峠小屋で…と考えていたが、2日目はやはり時間が掛かって届かなかった。
この日はゆっくり登って三伏峠までの予定だった。前日にゴルジュで時間を取られた事もあって、多少心配をしていた。
しかし、後半三伏沢は特に悪場も無く、美しくも快適な沢登りだった。予定より随分早く三伏峠に着いてしまった。
鳥倉林道へゆっくり下ったが、午後のバスには充分間に合った。
そのまま帰名することも可能だったが、大鹿村で汗を流してゆっくり帰る事として、民宿での一泊を選んだ。

鈴鹿・沢周回

8月14日
延々と名古屋から静岡経由で畑薙ダムまで着いた。畑薙ダムからは東海フォレストのシャトルで運んで貰える。
しかし、二軒小屋に2食付きで泊まる人達以外は椹島まで。素泊まりの我々は、毎度ここから二軒小屋まで林道を約10Km歩く。

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8月15日
二軒小屋から廃道になった林道を歩く。この先の堰堤までは、8割方踏み跡を探しながら林道(の跡)を歩いた。

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堰堤の先の二股を右に取る。ここからは道の跡は無くなり遡行になった。
北俣を分けて中俣に入ると、ちょっとしたゴルジュ帯になった。2本足で歩けなくなりペースが急に落ちた。
それまでは、「この分だと今日中に三伏峠に着いちゃう…」とか言っていたが、とてもそんなペースではない。
沢が開けてくると、左岸から塩見岳の大崩壊地が現れた。東池沢だった。巨石がゴロゴロ転がっていて、迷路のような河原になった。

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東池沢出合を過ぎると、河原は広くなって、良い感じになった。
今夜の宿はここに決め、ゆっくりと夕食の準備を始めた。

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8月16日
この夏は猛暑だった。高い山でのビバークの朝は沢に入るのが辛いのだけど、この日はそれが苦にならない気温だった。
塩見沢の出合を過ぎ、沢が急に西に折れるとゴミが増えてきた。登山道が近そうだ。
三伏小屋跡にはあっけなく出てしまった。藪漕ぎもなかった。踏み跡が出てきたな、と思ったら間もなく小屋の跡へ飛び出した。
塩見岳、小河内岳等、稜線の山々が大きい。やはり南アルプスだった。
近くなったとは言え、鳥倉林道への下りはそれでも長く辛かった。

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8月15日
8/15

8月16日
8/16

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