梅雨が明けた途端に猛暑の毎日になった。
仕事で止むなく汗をかいて歩き回る平日だから、涼しい沢への渇望はいや増しに募ってくる。
先週に続いてまた鈴鹿へ行った。
直前に台風が掠めて通ったので、鈴鹿もかなり雨が降った。そのため沢は一週間前に比べて5割増とも言える程増水していた。
水温はかなり上がっていて、先週程冷たくはなかった。
さて、昨年に続いて2回目の鈴鹿周回沢登りだ。昨年はカラト谷へ乗越て本流へ下った。今回はもう少し奥まで詰め、ツメカリ谷を下ろうと言う目論見だ。ツメカリ谷の滝はその積もりで先週確認をしてきてあった。
8月の声を聞いたためか、本格的な夏(=猛暑)になったためか、この日は沢へ入るパーティが多かった。
仙香谷もいくつかのパーティが前後して入っていた。
水量は多いものの、本流と違ってそれが沢登りの支障になる程ではなかった。いつも何も考えずに登っていた滝がちょっと手強くなった位でむしろ楽しく登る事が出来た。
赤坂谷の分岐を過ぎ、流が緩やかになった辺りから、地図を睨みながら枝沢を南へ入った。稜線に出る辺りで登りやすい枝尾根を選んだために、左に降られて危うく赤坂谷に戻ってしまう所だった。下り始めて方向がおかしいのに気が付いて、登り直した。
数メートルの藪漕ぎで正しい方向に修正。鈴鹿はこれだから安心だ。
コンパスで南を確認して沢の方へ下ると、すぐに小さな沢が現れた。方向も良し、ツメカリ谷に繋がっている事は間違いなさそうだった。
30分程で見覚えのある沢と合流した。ツメカリ谷の裏見滝のすこし下流、二股滝の上流の分岐だった。
ツメカリ谷は飛び込んだり泳いだりで、思いの外早く下る事が出来た。
愛知川本流は増水のためにいつもとちょっと様相が違っていた。いつもは何の気なしに飛び越えていた足場に届かなかったり、小滝が滾って牙を剥いていたり…気楽に流れに乗って帰るつもりだったが、結構手間を喰ってしまった。

鈴鹿・沢周回
△ページトップへ