鈴鹿の沢

仙香谷・赤坂谷・カラト谷(山行管理番号#2007006)
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核心部の2段の滝。仙香谷は水量豊富、滝も多くて楽しめる沢だ。

  四方(CL)、石川(SL)、池田
  鈴木み、川崎(ゲスト)

 梅雨明けの頃までは涼しい日が続いていたのに8月は猛暑の日々が続いている。あいつ時はやはり沢へ行かなくては。
 今回選んだのは、いつものツメカリ谷の少し下流、仙香谷と赤坂谷。

 この沢は途中に二股があって、左股を「仙香谷」右股を「赤坂谷」と、呼ぶ。では合わさった下流は仙香谷か赤坂谷か…以前は「仙香谷」と呼ぶのが普通だった。でも最近では下流を「赤坂谷」と、呼んでいる人が多くなった。地形図には右股に「赤坂谷」の表示があるものの、左股を含めてどこにも「仙香谷」の表示が無いせいか。でも、愛知川本流との出合は「仙香谷出合」なのである。
 だから僕はここを「仙香谷」と呼んでいる。

  さてこの沢、三重県側から鈴鹿の主稜を越えていくのは時間が掛かるので、永源寺(杠葉尾)から入ることにした。
 愛知川の取水堰堤の近くまで車で入って、階段で本流へ下りた。
 本流を仙香谷の出合まで下り、遡行を開始。核心部の上の二股で赤坂谷へ入った。そして遡行終了点の少し手前で、尾根を乗り越してカラト谷に抜けた。車なので元の地点に戻る必要があるので、カラト谷を下降路に選んだのだ。
  カラト谷は地味な沢で(源頭を除いて)滝もなく水量も多くなかった。1 時間程下って愛知川の本流へ出た。
 本流は、最近はやりの沢遊びの若者達でまるでテーマパーク状態。一緒に流れたり、滝に飛び込んだりして、朝の取水堰堤に戻った。
 滝も結構多くて、最後の愛知川本流の下りを含めて楽しめるコースだった。

 写真:四方
 記録:四方

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8月26日(Sat)【晴れ】

 愛知川は取水堰堤で水を撮られて、仙香谷の出合までは殆ど枯れた河原歩きだった。
 仙香谷は、入り口に大きな岩があるのと、振り向くと林道の橋が頭上に見えるので、間違えようのない明瞭な出合になっている。すぐに美しい大きな釜が出てくる。

杠葉尾で愛知川に沿った林道を進む。
仙香谷入り口付近の釜。
躊躇しないでどんどん泳ぐ

 だんだん両岸は切り立って狭くなり、いくつもの滝が出てくる。殆どの滝は楽しく登れる。登れない滝も滝のすぐ脇を登ることが出来るので、高巻きなどの心配はない。

楽しい小滝が続いて飽きさせない。
核心部10mの斜瀑。釜は大きく深いが、流芯の下へ泳ぎ着くとホールドがある。
その先は滝の左側が階段になっている。
核心部出口の滝7〜8m。外形していて、一部オーバーハング。ちょっと手強い。
右岸をへつって越えると何のことはない。

 核心部を過ぎて30分程で二股になる。ここからは右の赤坂谷へ入る。
 沢は広く明るくなって、ナメ滝が多くなる。しばらくナメ滝で遊んで、標高700m、沢が東へ向きを変える辺りにあった枝沢へ強引に取り付いた。ボロボロであまり気持ちの良い沢ではなかったが、尾根を乗り越すまでだ。最後は腐った灌木を強引押さえて、稜線(標高800m付近)に出た。目の前に小さな尾根があって、沢は二つに分かれていた。左の沢を降りれば良かったのだが、右の方が明るくて広そうに見えた。
 谷(カラト谷上部)に降りて進むとすぐに3段の滝にぶつかってしまった。3段で20m強か水量は殆ど無い。風化した砂岩のルンゼの様な滝だった。30mのザイルを投げたが、届かない。取りあえず1段下りたが、ピンが無い。仕方なく途中でザイルをもう一本繋いで、何とか降り立った。
 最初に左の谷へ降りていれば、懸垂の必要はなかったのだが、左の谷は倒木に大半埋め尽くされた状態だったので、倒木越えよりは懸垂下降の方が楽だったか。。。

 カラト谷を一時間程下ると前方が明るくなって、愛知川の本流に出た。
 しかし出てみてビックリ。ライフジャケットにウェットスーツの若い男女がわんさと流れている。40名程だった。途中にも水遊びのファミリーなどもいて、完璧にテーマパークだ。
 ガイドはしきりに邪魔を侘びていたが、ここまでくれば我々も先を急ぐ訳ではない。一緒になってザックを浮き袋に流れて下った。


●コースタイム

■コース・タイム
8月26日(土)(晴れ)
時刻
場所
9:00
林道発
9:20
仙香谷出合
10:00
核心部の滝
11:00
赤坂谷分岐
11:30
標高700m付近左岸の小滝に入る
12:00
標高800m尾根上
13:15
愛知川本流
13:45
取水堰堤

写真 四方すすむ / 記録 四方すすむ

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