| 前日(金曜)の夜に名古屋を発って深夜栂池に着いた。ゴンドラ下の駐車場には20台余りの車が止まっていたのだろうか。駐車場の隅にテントを張って、いつもの様に軽く宴会。
翌日のこともあるので、あまり遅くならない様にしたが、本格的な春のツアーに話は弾んでいつの間にか時間が経ってしまった。
4月16日(Sat) 栂池から乗鞍を越えて蓮華温泉へ
明け方テントを叩く雨の音で目が覚めた。「雨か〜」と、ガックリ来たが、もう一寝入りする間に雨は上がって良い天気になっていた。
駐車場で準備を整え、ゴンドラで栂の森へ登った。ここでは既に山スキーヤーやテレマーカーが登山の準備をしていた。我々はロープウェイに乗り継ぐので、スキーを履いてロープウェイの乗り場へ向かった。
ロープウェイで栂池自然園まで運んでもらった。以前は栂の森から歩いて2時間近く掛かっていたことを思うと、楽になったものだ。
さて、いよいよ登行開始。ゴンドラ駅の外でシールを貼って、歩き始めた。
多くのスキーヤーやボーダーと一緒に登る。天狗原までの登りは急登なので苦しい。天気が良いので先が見えているので、余計に苦しいのかも知れない。登っても登ってもなかなか天狗原までは着かない。結局1時間半程掛かった。最初は一列になって登っていたのだが、それぞれ自分の一番楽なルートを取るので、最後は皆違う方向から登ってきた。
天狗原で少し休憩して、こんどは白馬乗鞍に向かった。乗鞍への斜面も急登だ。天狗原の先に壁の様に聳えている。ただ、左右にも広いので、スケールが分からない。ここもてっぺんが見えているのに歩いても歩いてもなかなか届かない。傾斜も段々きつくなって、直登が難しくなる。数十歩歩いてはしばらく休んで、呼吸を整える。…そんなことを繰り返すうちに、それでも山頂は近づいてきて、登頂することができた。
随分掛かった様な気がしたが、まだ正午を少し回ったところだった。
山頂のケルンの近くで、まずは山頂ビール。回しのみをして、行動食を食べながら話しをしていると、コニャックも出てきて危うくそのまま宴会になりそうだったが、何とか自制して滑降の用意を始めた。
這い松を避けて、岩を飛び、白馬大池の縁に出る。そこから池の来たへ回り込み、コルへ登った。
ここからは概ね尾根沿いに下る。ただ最初は尾根が広いので、時々右方向へトラバースして小沢を超えた。辛い登りの後なので、スキーで滑る楽しさは格別だった。また午前中山に掛かっていた雲も次第に晴れて、山が姿を現して目を楽しませてもくれた。
右手に尾根をつないでしばらく滑った後は、尾根が狭くなる。ちょっと傾斜もきつくて緊張するが、行く手に天狗の庭が見えてきた。
天狗の庭の少しし下で、右手に雪の詰まった沢が出てきた。尾根からトラバース気味にその沢へ渡った。
その後は蓮華温泉まで、この沢をまっしぐらに滑り降りるのだ。最後に露天風呂を右手に見ながら、沢を渡り疎林の尾根を下ると、小屋の屋根が目の前にあった。
このページのトップへ
4月17日(Sun) 蓮華温泉から白馬乗鞍スキー場
「蓮華温泉から白馬乗鞍スキー場」と書くと、一挙に行ける様に思える。だが、そうではない。
蓮華温泉を出た僕たちは、振り子沢経由で再び天狗原まで登り返した。そして、天狗原から山の神尾根を白馬乗鞍スキー場までツアーをするのだった。
朝はあまり早く出ると雪が緩んでいなくて苦労すると思ったので、出発は8時少し前と、ゆっくりの行程にした。
この日も快晴。前日に比べると少し風が強かった。いや、かなりか…天狗原では、吹き飛ばされそうになった。
天狗原から東へ。広い尾根を越えると、山の神尾根が見えた。山の神尾根には標識がしっかり付いているので、迷う心配はない。標識の番号に従って滑っていけばいいのだ。
最後尾根を外れて、白馬乗鞍スキー場への沢を下るが、今年は雪が多いのでまだ雪崩が落ちきっていなくて怖い思いをした。最後はデブリと今にもブロック雪崩になりそうな、沢の両岸の残雪の間をおそるおそる縫って降りた。沢には滝も出ていて、スノーブリッジが怖いし、両岸のブロック雪崩も恐ろしくて、一目散に駈け下った。
最後は堰堤の下で対岸に渡り、林道を少し進むとスキー場だった。
コース・タイム
このページのトップへ
Copyright(C)2005 BIRKEBEINER TELEMARK-SKI TEAM,
All Rights Reserved. |