乗鞍岳ハイキング(千町ヶ原と乗鞍岳)
【計画書#2005006】

美しい登山道、綺麗な小屋。短時間で登れるルート。
 
奥美濃ハイキングの予定だったが、乗鞍岳の稜線に千町ヶ原と言う綺麗な池塘群があることを聞いた。
おまけに未だ新しい素敵な避難小屋まであるとのことで、目的地を変更して行ってみた。
(写真にはクリックすると拡大できるものもあります。)
 
 

日時:2004年9月19日(日)〜20日(祝)
パーティ:四方(CL)、小林(SL)、石川、鈴木

 
     
 2004年9月19日(日) 曇り時々晴れ
 林道歩きを40分、やっと登山口に着く。
 森林の中をずっと歩く。展望は無い。登山道の脇には、沢山のキノコがはえていた 
 それもバカでかいのや、色鮮やかな物が多い。
 森林が切れ、広々とした風景になったら、そこに小屋がある。小屋はとても綺麗で
 すごく快適。トイレもある。
  一人乗鞍青年の家の方から登って来た先客がいた。
 小屋はとても静かで最高。さっそくビールで乾杯。一回目の宴会がはじまる。
 夕方、山並みが見え始める。夕日は少しだけ。
 夕食は美味しく、話しもはずみ2回目の宴会がはじまる。その後、寝袋に入っていろ いろな話しをして、のんびりとした時間を過ごす。
 登山口は白樺茂る美しいキャンプ地。子ノ原高原からだ。
 ただしここは私有地である上、通過する登山者のマナーが悪いことに、頭を痛めているようだ 。
 それで、表向きは今年から「入山禁止」になっている。
 どうしても入山したい人達は事前にちゃんと事情を話して入山許可を得てから入るようにして欲しい。
 勿論キャンプ場に迷惑を掛けないことや、ゴミなど持ち込んだものを全て持って帰ることは当然だ。
 登山者のマナーとモラルが向上して、キャンプ場が入山禁止を解いてくれるようになることを願いたい。
 しばらくはブナを中心とした雑木林の中を歩いた。
 この頃は天気が良くて、風が通らない林の道は暑くてまいった。
 雨が続いたせいか、登山道も湿りがちで、キノコが沢山見受けられた。
 標高2000m程の所に美味しい水のわき出ている場所がある。その手前までは緩い登りの続く林間の登山道だ。

 傾斜が急になり始めるとやがて清水が湧いている場所に出た。
 写真ではあまりよく分からないけど、冷たくて清冽な水がこんこんと湧いていた。ここから小屋までは約1時間の登り。今夜の食事のためにここで水を汲んで持ち上げることにした。

 急になった登山道を喘ぎながら登った。
 ブナ林が栂や這松混じりの高山特有の針葉樹林に変わると間もなく、あたりは湿地帯になった。もう千町ヶ原の外れだ。直ぐにログハウスのしっかりした奥千町避難小屋が見えてきた。あいにくのガスで、乗鞍山頂は見えない。
 まだ早秋だが、山頂付近は部分的に紅葉も始まっていた。

 小屋に荷物を下ろして、池糖を散策。そのうちに一瞬ガスが晴れて山頂が顔を出した。しかし、時刻はもう日没。乗鞍の山頂はそのまま暗闇の中に沈んで行ってしまった。

 
 2004年9月20日(月) 霧一時雨のち曇り
 朝から満足満足な食事をすませ、ガスっている中を歩きだす。少し葉っぱが黄色
や赤に染まっている中をしばらく歩くと森林限界。
 時々あたりが明るくなり、晴れそうになるが期待は裏切られてばかり。
 山道はわりとなだらかなで、歩きやすい。
 中洞権現ノ尾根分岐から山頂までは、なだらか斜面や、急斜面、岩場、ガレ場といろいろ。 ガレ場は風が強かった。その時ガスが一瞬切れ目の前に山があらわれる。晴れていたらずっ と山並みを眺めながらだったのだろうが、ルートが分からなかったので、モクモクと登る。
 人の声が聞こえたと思ったら山頂だった。急ににぎやかな声を聞きうるさく感じてしまった。
 下山して小屋近くの木道を歩いていると、この静けさが最高に思えた。
 水場あたりに来ると日差しがさし暑くなってくる。
 登山口のキャンプ場は暑く、沢山のテントや子供達の声がなく静かだった。
 帰りは41号線から帰路に向かい、途中小坂のひめしゃかの湯で汗を流す。
 
  今回は雨具を着なかっただけ良かったね、の乗鞍だったので今度は晴れている時に登ってみたいです。

 本来千町ヶ原からの登山道は、朝日村青屋地区から千町ヶ原を経て乗鞍岳の麓にある朝日岳に通じる約20Kmの登山道だった。

 「この登山道は、1899年(明治32年)に故上牧太郎之助さんが私財を投じて開設したもので、安全祈願と道標としての88ヵ所に2体づつ石仏が設置されていました。しかし、1948年に新しい登山道が開設されると通る人もなくなり、近年は笹やぶに覆われ荒廃した状態でした。
平成13年、先祖の偉業を惜しんだ地元有志たちは「乗鞍青屋登山道を復興する会」を結成し、平成15年登山道は復興されました」(引用:朝日村のホームページ)

 と、言うことで登山道には可愛い石仏が沢山あって、百年以上登山者の安全を見守ってくれているのだ。

 登山道は良く踏まれ、手入れされていて安心して登れる。標識も沢山あった。
 山頂への最後の100mだけはガラ場の様な所を登るので、ちょっと慎重になったが。
 山頂に着いた途端、登山者の群れ。早々に下山して、静かな所で休憩した。
 ガスで視界は殆どなかったが、足下の草紅葉が秋の到来を感じさせてくれた。

■コース・タイム
9月19日(曇り時々晴れ)
9月20日(霧一時雨のち曇り)
歩行距離5Km  行動時間3時間17分
歩行距離 小屋〜剣ヶ峰4.7Km  全14.4Km
行動時間7時間36分
時刻
場所
時刻
場所
7:45頃
土岐市発
6:10
小屋発
11:05
無印良品南乗鞍キャンプ場
7:13
標高2600m地点で休憩
11:20
7:38
12:00
林道終点
7:38
畳石原 中洞権現ノ尾根分岐地点(山頂まで後2Km)
12:37
標高1900m地点で休憩
8:18
山頂まで後0.7Km地点休憩
風強く、寒いためカッパを着る)
12:47
8:25
13:15
標高2005m 良質の清水
8:58
山頂3036m着(人でいっぱい)・何もみえなかった
13:27
9:15
山頂直下で休憩
14:37
奥千町避難小屋着
10:30
小屋まで1KM地点で休憩
   
11:02
奥千町避難小屋
   
11:30
   
12:18
清水
   
12:30
   
13:12
登山口(林道終点)
 
13:46
キャンプ場
写真 四方すすむ / 記録 小林澄江・四方すすむ