ゴールデンウィークツアー 谷川岳
【計画書#2004026】
いやはや、遠かったです。でも雄大な景色、楽しい人々、素敵なツアーでした。
お世話になった谷川の皆さん、本当にありがとうございました 。
 
天神峠から見た谷川岳。少し重なっているけど、双耳峰の大きな山だ。天神峠がツアーのスタート地点。随分遠いな〜。
 
 

日時:2004年5月2日(日)〜4日(火)
パーティ:四方(CL)、山田(SL)、鈴木、村瀬、小林、宇津野

 
     
 今年は雪の溶けるのがやたらと早い。春が暑すぎるのだ。そこそこ雪のありそうな所は人も多そう。当初は東北の山を予定していたのだが、どうも適当な所が見つからなかった。
たまたま天神平にいるO君から誘いがあった。そこで、めったに行けない所ではあるけど、一度は行ってみたいと思っていた谷川岳、思い切って行ってみることにした 。
   谷川岳はロープウェイとリフトでかなり高度を稼げる。そして山頂の直ぐ下からは良い雪渓があったのに、なぜかスキーヤーがいなかった。
  スキーヤーは天神平のスキー場から出てこないのかしら?
 
 
 2004年5月2日(日) 雨のち曇り、午後遅くに晴れ

 前日名古屋を発って、深夜過ぎに土合に着いた。土合の駅前にはすでにTさんがテントを張って待っていてくれた。
 テントを張ったらすぐに寝るつもりだったのに、話が弾んで、3時過ぎまで宴会モード。
 3時間ほどしか寝ないでぼ〜〜っとした頭で起きた。なんと、天気予報では晴れのハズが、雨が降っているではないか!
 もう一度寝なおす気にもなれなくて、しばらく土合駅を探検したりして天気を待ったが、回復しそうにない。
 小やみなった所を見計らって、ハイキングに出かけた。目的地は一の倉沢。本や写真などでその凄さ、怖さは有名だが、行ってみて実感した。さすがに「日本で一番悪い沢」と、言われるだけあった。上部にガスがかかっていたせいもあったけど、本当に魔物が棲んでいそうな、怪しくも不気味な景色だった。
 

 

 夕方には晴れたが、もう山へ行くには遅い。しかたがないので…ではないけど、谷川温泉の知人に電話をしてみた。ちょっと普通では行けない素敵な宿である。
 玄関を入ると香が炊きこめてあったり、全体に何ともゆったりと優雅に作られていた。勿論、脱衣場の外にビールやジュースの自販機なんかは置いてない。
 K君は場違いな汚い我々を快く(!?)迎えてくれて、温泉に入れてくれた。優雅な気分でゆったりお湯に浸かって旅の疲れも癒された。ほてった体を冷ましながら、新緑の中をゆっくりと走り、またテントに帰った。
 夜には、やはりお世話になったO君も現れて、いつものように宴会で夜は更けた。

 



 これが上越線の土合駅何が「モグラ」だって?上りホーム側から見ると只の無人駅だ。
 しかし、実は下りのホームが地下深くにあるのだ。上りのホームから延々地下のトンネルを486段降りると下りのホームがある。
 つまり、東京方面から来た人は、486段の階段を登らないと、地上(駅舎)へ出てこられないわけだ。勿論エレベータやエスカレータは無い!なんと大変な駅を作ってしまったのだろう。
 
まさに「魔の山」そのもの。上部がガスっているので余計不気味に見えるのかも。。。

 2004年5月3日(月) 晴れ時々曇り
 朝日が眩しい、この日は快晴で明けた。ゆっくり朝ご飯を食べて、ゴンドラでスキー場へ上がった。
 しかし、スキー場へ着いて驚いた。峠まで登るリフトが動いていない!
 と、思ったら、到着が少し早かった。観念してシール登行の準備を始めた所で試運転が始まった。リフトの運転開始を待って峠まで。
  天神平スキー場は雪が無くなりかけていて、峠のリフトは「観光リフト」になっていた。
 峠でザックにスキーを着けて、いよいよ出発。

     
天神峠からの谷川岳↑
熊穴沢の峠に立つ避難小屋。谷川には立派な避難小屋が多い。↑

 しばらくは登ったり下ったりの尾根筋を行く。しかも雪が無くなりかけていてブッシュが出てきているし、雪の割れ目に足を取られたり出歩きづらかった。もっともスキーを着けているせいもあるが。
 熊穴沢の峠まで1ピッチかかった。谷川は登山人口が多いのだろう。登山道に小屋が沢山ある。それも皆立派な小屋だ。中部地方の山にある避難小屋とは桁違いだ。いや、営業小屋にすら負けない程だ。

   熊穴沢の峠からは大体上り調子になる。ブッシュも減って、雪が増えて歩きやすくなった。
 行く手には谷川岳の肩が遙かに見える。「肩の広場」と言うらしい、大きな雪渓も良く見えてきて、帰りが楽しみになった。
 

 一緒に登った登山者は多かったけど、スキーヤーやボーダーが他にいないのは意外だった。
とは言え、やはり山頂は結構遠かった。皆さん疲れ果てた様子で登ってくる。肩にはやはり立派な小屋があった。こちらは営業小屋。ソーラーパネルと風力発電機完備で、万全の構え。
 最初に着いたのが、トマの耳。ここで記念写真を撮って、思い思いに休憩したり、オキの耳まで行って、一の倉沢を覗いたりした。トマの耳からオキの耳までは10分ほどだった。

   十分休憩して、登りの疲れを取った後、肩の少し上から滑った。ちょっと雨の流れた後が煩かったり、表面の雪が引っかかったりしたが、概ね快適なダウンヒル。
 1時間かかって登ったのに、10分ほどで下ってしまった。あ〜ぁ楽しかった、けどあっけなかった。写真を撮るヒマもないほどだった。
 天狗の溜まり場で、スキーを脱いでザックに付けた。後は来た道をまた歩いてスキー場へ戻るのだ。歩きながら見ていたら、地形を良く知っていれば、天狗の溜まり場から西側の沢を下り、尾根をトラバースして熊穴沢の峠まで滑れたようだ。 でも、地理感のない僕らには分からなかった。ひょっとしてまた来ることがあればトライしてみよう。
トマの耳にて↑
こっちはオキの耳↑
そして肩の広場のダウンヒル↑
 天神平のスキー場からもう一度山頂を振り返ってみた。
 この後はゲレンデを数本滑って、ビールタイム。
 若者は、「もう少し滑る」とかゲレンデに飛び出して行ったが、他のメンバーは、持参の酒も飲み始めてしまったので、もう滑る気力もなくなり、ロープウェイで下山。
 前日とは180°位雰囲気の違う温泉に行った。割引券が使えたからだが。
 翌日からは雨との予報。ゴールデンウィークのUターンラッシュも怖かったので、1日かけてゆっくり帰ることにした。
 折角乾いたテントを濡らすのも嫌なので、夜は無人駅でステーションビバーク。でも、他には誰もいなくてビルケバイナーの貸し切り。やはり、この夜も宴会であった。

記録タイム
5月3日
時刻
場所
7:59
峠リフト乗車
8:16
天神峠
9:05
熊穴沢避難小屋
9:15
10:00
天狗の溜まり場
10:35
肩の小屋
10:54
谷川岳山頂着(トマの耳)
オキの耳往復
11:40
トマの耳出発
11:53
天狗の溜まり場
12:20
熊穴沢避難小屋
12:57
天神平スキー場
写真・記録 四方すすむ