この春最初のツアーは猫又山
【計画書#2004024】
猫又沢からの猫又山。なんとも長い沢でした。でも僕らだけ貸し切りの山の滑降に大満足。
 
山頂は正面左側。核心部を過ぎた辺りからの写真だけど、まだまだ稜線は遠い。
稜線に飛び出した途端に、剣の偉容が目の前に。そして立山、後立山も。
 
 

日時:2004年4月10日(土)〜11日(日)
パーティ:四方(CL)、山田(SL)、宇津野

 
     
 今年は雪が少ない上に、春になった途端に暖かい。
 早くいかないと山から雪が無くなってしまいそうで、慌てて毛勝山系は猫又山まではるばる行ってきた。
 暖かくて雪は腐っていたけど、稜線からの眺めは最高。ドラマチックなまでの大パノラマだった。
 
 2004年4月10日(土) 快晴
 素晴らしい快晴の一日だった。早朝に名古屋を発って、丁度昼頃に登山口に着いた。
 事前に魚津市の役場に確認してあったとおり、林道は片貝第2発電所の先でゲートが閉まったままだった。
 辺りにはすでに雪は無く、完璧な春の様子。
「なぜゲートを開けないんだ!」と、言ってもしょうがない。荷造りをしてこの日のキャンプ地まで重たい荷物を担いで歩き出した。
 1時間余り舗装路を歩いたが、これがこたえた。
 やっと雪が現れて、喜ぶパーティ。しかしまだまだアプローチは長い。林道は雪が詰まって、急斜面と化している。緊張するトラバースが続く。
 重い荷物に喘ぎながら、片貝南又発電所までたどり着いた。この先は坂様谷に沿ってつづら折りの登りが始まるので、ここを幕営地とした。

 2004年4月11日(日) 晴れ時々曇り
 坂様谷のつづら折れを過ぎるとしばらくは杉林の緩い登りが続く。林道はすっかり雪に埋もれて、林の切り開かれた様子でそこを通っているらしいことが分かる程度。いずれにせよ猫又谷に沿って登るので、迷う心配はないのだが。
     
 長い林道もやっと終わった。最後は林道が猫又沢の沢身へ降りる。
 先を見ると、猫又山の山頂の西側の稜線へ向けて、びっしり雪に覆われた猫又沢が真っ直ぐに続いていた。
 いよいよ登りの始まり。稜線付近は下から見ると垂直に近く見える。雪崩のデブリが随所で沢に張り出してきているのも不気味だ。
登っても、登っても稜線はなかなか近づかない。
すぐ先に見えているのに。それでも後ろを振り返ると、随分登ったように見えるのだけどね〜。
 やっと着いた! 辛かった登りを振り返ってみる。最後はかなりの急傾斜でキックターンが怖かった。雪が柔らかいのが幸いではあったが、シール登高の限界近かった。
 目の前には剣岳が大きい。早月尾根が手に取るように見える。その両側に後立山や立山、薬師岳など北アルプスの山々が勢揃い。
 これを見たくて来たのでもあるけど、感動させる景色だった。
 景色を眺めてゆっくり休憩を取って、下りに備えた。残念ながらタイムアウトなので猫又岳山頂は諦めた。
 そして、登ってきた斜面に飛び込む。いるのは我々3人と雷鳥だけ。下の方にはカモシカとか猿もいたけど。


 3時間以上かかって登ったけど、下りは速い。30分で出合まで下ってしまった。ああ、楽しかった。
 あとはまた長いアプローチが待っていた。
   
記録タイム
4月10日 4月11日
時刻
場所
時刻
場所
12:19
片貝第2発電所(林道ゲート、駐車場)
5:30
片貝南又発電所付近、幕営地出発
13:11
第4発電所分岐
7:35
林道終点、沢へ降りる
14:05
小沢谷出合
8:43
釜谷出合の少し上で休憩
15:44
土倉谷出合
9:39
上の二俣付近
15:50
片貝南又発電所(幕営)
11:27
稜線着
   
11:56
稜線発
   
12:37
林道終点付近
   
13:07
片貝南又発電所付近、幕営地帰着
   
13:43
撤収、出発
   
14:20
小沢谷出合
   
15:04
第4発電所分岐
15:59
片貝第2発電所(林道ゲート、駐車場)