すっかり秋になった。そろそろ初滑りが気になり出す時期だが、その前にゆっくり紅葉に浸ってみたい。
紅葉の名所は観光バスや観光客で煩い。静かに美しい紅葉を楽しめるのはここ。ビルケバイナーのイベントとしては恒例になった船窪小屋だ
。
今年はちょっと紅葉の発色が優れないけど、我々にとっては始めての雪に触れることも出来た 。
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| 2003年10月4日(土) 晴れ+時雨のち雪 |
朝早く名古屋を発って、早朝の七倉に着いた。高速道路のお陰で、朝立ちで北アルプスの懐まで朝の内に到着することが出来るようになった。名古屋を朝発って、昼過ぎには北アルプスの稜線に立つことが出来るのだ。
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七倉荘前の駐車場に着いたのは、予定通り9時少し前。
早速身支度をして登りに備える。
七倉岳への登りはきつい。正面奥手に見えている稜線が、船窪小屋へと続く尾根筋だ。水平距離は短い。登山道は垂直に切り立ったような山腹を始めはつづら折れを、その後は真っ直ぐに天狗の庭めざして這い登る。
何度来ても厳しい登りだ。お陰で、高度はどんどん稼げて、高度計を見るのが楽しい限りではある 。
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登山口の駐車場。ここまでは観光地↑ |
30分位巻き道を歩いた後、迂回路は沢へ下りた。ここからは従来の登山道だ。 道は石灰岩だが、湿っていて滑りやすい。その上結構急な登り。奥美濃に良くある、直登ルート。北アルプスのメインルートなどとは違って、つづれ折り等考えられもしない。ただひたすら真っ直ぐに上を目指す道作りだ。
沢へ出てからは10分程で「経の滝」だった。小振りの滝で、滝壺もそんなに大きくない。でも滝の流れが涼しそうで休憩すると汗も引いていくのが分かるようだった。
急ぐ道行きでもないので、しばし休憩。
経の滝から歩き出して5分足らずのところに、「天狗岩」の標識があって矢印が対岸上部を標していた。良く見ると木々の中に岩壁のようなものがあるような気がしたが、どうも良く分からなかった。
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経の滝(←写真左)からまた急登に喘ぐこと約20分。また滝音が聞こえてきた。
今度は「五銚子の滝(写真右→)」だ。大きく2段に分かれて落ちていた。落差は20mは越えていただろうか。経の滝はちょっとぬめりが嫌らしいが、頑張れば登れそうだが、五銚子の滝はかなり手強そうだった。
次々に現れる滝、高巻きと急登。お陰で飽きることもない。
高度計を見ると、どんどん高度を稼いでいる。
とは言え、沢の中は風も途絶えて暑い。全身汗まみれで、急登に次ぐ急登。
いや〜、大変なハイキングではありました。
五銚子の滝の高巻きから登山道は自然に尾根に上がってしまった。この先は割と坦々とした登りだった。
五銚子の滝から山頂までは1時間半程掛かった。途中で一人へばってしまった。 |
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やっと着いた山頂一応晴れてはいるのだが、残念ながらもやっていて、展望はイマイチ。
向かいの金糞山のシルエットがかろうじて見えるだけ。琵琶湖とか、奥美濃の山々は見えなかった。
山頂で大休止した後は、三高尾根から鳥越峠目指して下る。こっちもきつい下りだ。真新しい固定ロープがあった。登山道の手入れをしていただいた方には申し訳ないが、大半のロープは却って邪魔になった。
鳥越峠までは約1時間。峠に着いた頃、ちょっと空が暗くなってにわか雨がパラパラと、通り過ぎた。
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鳥越峠付近からの横山岳山頂部↑
鳥越峠で、そのまま下山するパーティと、墓谷山へ行くパーティと2つに分かれた。
鳥越峠からは、登山道は打って変わって、なだらかになった。
これぞ、奥美濃ハイキング。鳥越峠から墓谷山まで約30分の登りだった。何ともあっけない登りで着いてしまった。山頂付近は雑木林だが、その回りは杉の植林地だった。振り返ると横山岳が大きい。あんなに下ってきたのだ。
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墓谷山の下り、山頂付近は相変わらずの急傾斜で、ズリズリ滑り落ちそうなところを、回りの灌木に掴まって下りた。
やがて杉の植林地を抜ける道になった。杉は随分高く辺りは薄暗い、鬱蒼とした林の中だ。
そんな中を抜けてゆくと、前方が明るい。出てみると古びたお堂があった。りっばな鐘付き堂もあった。ここが「観音堂」だった。観音堂からは、まだ真新しい階段の参道がバス停の少し上の道路まで続いていた。 |