この夏はちょっとビルケバイナーのペースが落ちている。夏枯れか、夏眠中か。でも折角の9月の3連休。家でじっとしているテはない。
あまりハードでない山登りをと、選んだのが奥美濃の低山ハイキング。横山岳は大昔、厳冬期にラッセルして山頂を越えたことがあるが、縦走の途中なので、あまり強い印象が無かった。しかし去年金糞山に登った時、その山頂から見て、横山岳の大きな山容を改めて見直した山でもある。
ルートは白谷道から山頂に達し、三高尾根を鳥越峠まで下って、再び墓谷山へ登り返して下山する周回コースだ。
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| 2003年9月15日(祝) 晴れ一時にわか雨 |
朝早く名古屋を発って、早朝の登山口に着いた。その駐車場ではもう既に一組が出発の準備をしていた。
関からのメンバーを待って、早速我々も出発した。
駐車場の直ぐ上に登山道があった。少しすすむと、「登山道は崩壊しているので迂回路を通るように」との標識があって、トラロープで登山道はクローズしてあった。沢を渡渉して右岸側の巻き道を登ることになった。これがかなりの急登。いきなりの登りに息が喘ぐ。迂回路はしっかり造ってあって、不安はない。しばらく行くと、対岸で林道工事をしているのが見えた。崩壊した登山道は、自然に崩れたのではなくて、林道工事の重機が上から土砂を落として崩したのだ。何て事だ。
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登山口の駐車場には立派な標識とトイレが↑ |
分かりにくい写真ですみません。重機が削って、
登山道にそれを落としているところです↑
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30分位巻き道を歩いた後、迂回路は沢へ下りた。ここからは従来の登山道だ。 道は石灰岩だが、湿っていて滑りやすい。その上結構急な登り。奥美濃に良くある、直登ルート。北アルプスのメインルートなどとは違って、つづれ折り等考えられもしない。ただひたすら真っ直ぐに上を目指す道作りだ。
沢へ出てからは10分程で「経の滝」だった。小振りの滝で、滝壺もそんなに大きくない。でも滝の流れが涼しそうで休憩すると汗も引いていくのが分かるようだった。
急ぐ道行きでもないので、しばし休憩。
経の滝から歩き出して5分足らずのところに、「天狗岩」の標識があって矢印が対岸上部を標していた。良く見ると木々の中に岩壁のようなものがあるような気がしたが、どうも良く分からなかった。
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経の滝(←写真左)からまた急登に喘ぐこと約20分。また滝音が聞こえてきた。
今度は「五銚子の滝(写真右→)」だ。大きく2段に分かれて落ちていた。落差は20mは越えていただろうか。経の滝はちょっとぬめりが嫌らしいが、頑張れば登れそうだが、五銚子の滝はかなり手強そうだった。
次々に現れる滝、高巻きと急登。お陰で飽きることもない。
高度計を見ると、どんどん高度を稼いでいる。
とは言え、沢の中は風も途絶えて暑い。全身汗まみれで、急登に次ぐ急登。
いや〜、大変なハイキングではありました。
五銚子の滝の高巻きから登山道は自然に尾根に上がってしまった。この先は割と坦々とした登りだった。
五銚子の滝から山頂までは1時間半程掛かった。途中で一人へばってしまった。 |
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やっと着いた山頂一応晴れてはいるのだが、残念ながらもやっていて、展望はイマイチ。
向かいの金糞山のシルエットがかろうじて見えるだけ。琵琶湖とか、奥美濃の山々は見えなかった。
山頂で大休止した後は、三高尾根から鳥越峠目指して下る。こっちもきつい下りだ。真新しい固定ロープがあった。登山道の手入れをしていただいた方には申し訳ないが、大半のロープは却って邪魔になった。
鳥越峠までは約1時間。峠に着いた頃、ちょっと空が暗くなってにわか雨がパラパラと、通り過ぎた。
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鳥越峠付近からの横山岳山頂部↑
鳥越峠で、そのまま下山するパーティと、墓谷山へ行くパーティと2つに分かれた。
鳥越峠からは、登山道は打って変わって、なだらかになった。
これぞ、奥美濃ハイキング。鳥越峠から墓谷山まで約30分の登りだった。何ともあっけない登りで着いてしまった。山頂付近は雑木林だが、その回りは杉の植林地だった。振り返ると横山岳が大きい。あんなに下ってきたのだ。
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墓谷山の下り、山頂付近は相変わらずの急傾斜で、ズリズリ滑り落ちそうなところを、回りの灌木に掴まって下りた。
やがて杉の植林地を抜ける道になった。杉は随分高く辺りは薄暗い、鬱蒼とした林の中だ。
そんな中を抜けてゆくと、前方が明るい。出てみると古びたお堂があった。りっばな鐘付き堂もあった。ここが「観音堂」だった。観音堂からは、まだ真新しい階段の参道がバス停の少し上の道路まで続いていた。 |