名古屋を土曜夕方出発。
御殿場で食事をしてから須走五合目の駐車場まで走った。駐車場で、車中泊。
深夜雨の音に驚かされたが、朝は眩しい朝日で目が覚めた。

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5月18日(日)【快晴】

無風・快晴。
そそくさと朝食を食べ、用意をして出発。
駐車場の上にブル道が来ていて、そこから取り付いた。確かに直ぐに雪が出てきたが、まだ早朝なので硬く凍っていた。
ザックにスキーを付けて林間のブル道をしばらく行くと、避難小屋があった。そこからトラバース気味に進むと登山口。目の前から山頂まで真っ白い大斜面が広がっていた。
当初はツボで登るつもりだったが、これを見てシール登行に切り替えた。1ピッチ程で七合小屋付近。斜度がきつくなってきたので、クトーを装着。そのままシールで登った。
富士山はさすがに日本一の山。登っても登っても山頂は遠いまま。距離感が全く分からない。
先行するパーティが米粒のように見えているので、まだまだ遠いと言うことが分かるだけだ。
八合目で吉田口と合流。吉田口から沢山の人が登ってきた。
九合目を過ぎた辺りから、岩が出始めた。斜度もかなりきつくて、シール登行の限界か?
この先は、滑走も無理そうなので、本日の行動(登り)はここまでとし、大休止。

休憩の後、スキーを履いて、勇んで斜面に出た。
しかし、八合目迄はカリカリのアイスバーン。斜度もあり転倒したら滑落しそうで大胆に滑れない。
騙し騙し、大回りでしばらく降りた。
八合目付近から、雪も緩みはじめて気持ちいいターンが決まり始めた。だがあろうことか、数ターンしたら、北からガスが流れてきて突然のホワイトアウト。視界は数メートル。仕方がないのでガス待ち。
10数分も待っただろうか、ガスが晴れたので再び滑る。これが一番楽しかった。ともかく広い、大きめのターンでスピードを上げて滑る。気持ちよすぎてどこで止まるか悩む程だった。(実際は足が保たなくなって止まるのだったが…)
でも、やはりまたガスが断続的に出て視界を阻むので、ガスの合間を縫って下る状況だった。

六合目付近から急に雪が重くなった。朝は無かったのに、古い雪の上に降ったばかりの雪が20〜30cm程も乗っていた。しかし、降雪直後に雨も降ったのか、踏むとズブズブとスキーが沈んで水が浸みだしてくる状況。新雪の下には固い雪があって、雨裂が走っている。重たくて回しにくい上に、雨裂が進行方向を阻む。真っ直ぐ進んでも強烈な震動だ。最後にとんでもない雪に迎えられてしまった。

悩みながら、それでも本当の最後は林間のダウンヒルで、避難小屋まで滑った。避難小屋の前でスキーをザックに付けて、駐車場までは15分程だったろうか。。。
観光客がウロウロする須走口にやっと到着。色々な雪に出会った一日だったが、楽しい大斜面の須走口だった。

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●コース・タイム

日時 時刻 場所 標高(m)
5/18 0520 須走口駐車場発 1950
0715 須走登山口 2575
0825 七合小屋付近 2910
0910 本七合付近 3095
0940-1000 七合五尺 3250
1021 八合目 3320
1115 九合目 3515
1128 九合五尺付近 3575
1140 同上から滑降開始
1330頃 須走口駐車場着 1950

記:四方・写真:四方
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以前は年中行事だった初夏の富士山大滑降。毎年行っていたけどちょっと飽きたのと、ビルケバイナーが軟弱になったので、ここ数年は富士山にはご無沙汰だった。
前はいつも富士宮口から登っていた。今年は雪が多いので須走口も駐車場の直ぐ上から雪が着いているとの情報があったので、そこから登ることにした。何と言っても須走口は広い。そして長い。富士山のルートでは一番長い距離を滑ることが出来るのがここだ。