新しいデジカメを買った。
三洋電機のDSC-SX150だ。「三洋電機」って言うと首を傾げる人もいる。確かに三洋は光学機器メーカとして有名な訳ではないからだろう。
でもデジタルカメラに関してはかなり進んでいるメーカーなのでなる。
低温ポリシリコンTFTの液晶を取り入れたのも最初だし、この前のモデルであるDSC-110から既に動画を扱える様になっていて、「知る人ぞ知る」デジカメ・メーカーなのである。
さて、その新しいカメラ。何と言っても速いのがいい。
今まで使っていた富士のFinePix700は電源を入れて立ち上がるまで約8秒。たった8秒かも知れないけど、この間に逃したシャッターチャンスがどれだけあったか。またデジカメは写した画像をデジタル処理をしてメモリ(フラッシュROM)に書き込まなければならな
い。シャッターとシャッターの間にこの処理があるので、やはりFinePixの場合は7秒程かかった。
銀塩カメラの場合はカメラを取り出して、レンズキャップを取ったり、電源スイッチをONにしたりすれば、すぐそのままで撮影はOKだ。また次のシャッターまではフィルムの巻き上げ時間だけ。最近の自動カメラはシャッターを押すと殆ど同時にフィルムが巻上がるので、「待ち時間」なんてのは感じたことがないだろう。
FinePix700はとても気に入っているんだけど、この待ち時間が堪らない。他のメーカーでもそんなものだった。デジカメってのはそういうもんだ、と半分諦めてもいた。
DSC-SX150は電源スイッチ(レンズバリアが兼ねている)を入れて0.5秒程でもう撮影状態になっている。シャッターの間隔も0.6秒程だ。
これならもう殆ど待ち時間はない。FinePixを使っていた時はカメラを取り出しながら、カバンやザックの中で触ったと同時に電源スイッチを入れて、取り出しながら立ち上がりを待つ、なんてことをやっていたけど、今度のカメラはそんな必要はない。
普通の撮影なら、取り出して被写体を確かめてから電源を入れれば十分な位だ。これで殆ど銀塩カメラの感覚で写真を撮れるようになった。
次に小さい。買う前はFinePixに比べてちょっと厚いのが気になっていた。だから大きさについては全然期待していなかった。それが結構小さいのである。FinePixに比べてちょっとゴロンとした感じはあるけど。
そして極め付け。動画が撮れる。これが良い。
一回の撮影は5分まで。でも十分。5分以上連続で撮ることなんか、まず、ない。我が家の息子はもう大きくなってしまったので、幼稚園とか小学校の運動会のビデオを撮る必要がないから余計かも知れないけどね。
ついでにIBMが発売した「マイクロドライブ」も買った。340MBの超小型ハードディスクだ。これでフルサイズの写真が800枚余り、動画がVGAの半分のサイズなら1時間程撮れ
る。
ただ気になるのは電源だ。マイクロドライブはハードディスクである。コンパクトフラッシュと違って中にモーターが入っている。多分スピンドル・モータの他にヘッドを動かすモーターも入ってるんだろう。読み書きする時は中の円盤が一定の回転数になるのを待ってそれからヘッドをシークさせる。だから電池の消費はやはり多い。そして発熱量も結構な物だ。
僕はこれでスキーのシーンを取りたいと思っている。山へ持って行くのに電池がまず心配の第一だ。
次は温度。カードはカメラの中央付近に入れる。だから直接外気に触れるわけではないだろう。でも冬山でハードディスクが凍ったりしないのだろうか。幸いコンパクトなカメラなのでポケットの中に入れておくことができそうなので、そうしておけば大丈夫のような気もするけど。
最後に発色。ちょっとハデ目の色作りだ。FinePixが地味目なので余計そう思うのかも知れない。でもそこらの200万画素クラスよりずっと綺麗に撮れると思っている。
とりあえずは山での写真や、ネコの写真を撮ってみた。
もっと動画を撮りたいと思うのだけど、ビデオすら殆ど撮ったことがなくて、ず〜っとスチルカメラばかりだったから、何を撮ったら良いのか良く分からないのだよね。
冬になったら、スキーの動画を撮ってみよう。ただ、ズームがないので「米粒」にしか写らないような気もしてちょっと心配。ま、その辺は後のお楽しみ。